リーチの関連役
立直(リーチ)とは?
- テンパイ時(あがりの1つ手前)で「リーチ(立直)」と宣言することで成立
- 1000点を供託金として支払うので持ち点が1000点ないとできないルールが一般的
- リーチ後は自分の手を変更することができない ※槓(カン)はできる
- リーチをすると裏ドラ・一発など付加役により高得点を期待できる
ちなみにDORA麻雀ではこういう風に紹介されています。
立直(出現割合:45.1%)
面前であることが絶対条件。麻雀でテンパイできる状態で、リーチを宣言するだけ。
通常の麻雀とは少し違い、赤ドラが無いDORA麻雀では裏ドラに頼りたいので立直をガンガンかける初心者の様な打ち方も案外悪くないかもしれない。
立直(リーチ)は麻雀の一番有名な役でしょう。
しかし、この役は戦前には存在しておらず、最近できた役です。
麻雀の発祥地の中国の麻雀では「立直(リーチ)」という役はありません。
日本式麻雀でしか無い役なんですね。
立直(リーチ)をすれば、役が無い手でも鳴いていなければ(ポンやチーをしていなければ)
出和了りを(他の人が出した牌で和了ること)することができます。
立直(リーチ)のデメリット
と言ってもリーチ(立直)はいいことばかりではありません。
立直(リーチ)にはデメリットも存在します。
- 立直(リーチ)宣言後は手牌を入れ替えることができない。
- 相手に聴牌を宣言したことになるので、待ち牌が出る確率が減る。
- 立直(リーチ)を宣言する際に1000点を供託として出さないといけない。
供託は基本的にその次に和了った人がGETすることができます。
つまり、他の人が和了ってしまった場合、1000点が取られてしまう訳ですね汗
代表的なデメリットは以上ですが、他にも色々とあります。
例えば,
立直(リーチ)者の現物が切られやすくなることにより、
立直(リーチ)者の現物待ちになっている人が和了りやすくなること。
他にも・・・
4索がドラの時に5索6索7索と持っていて、リーチしている。
4索をツモってきた。4索が待ちの時以外は切らないといけません。
リーチしていなければ7索と4索を入れ替えることができるのに・・・
等ですね。
リーチのメリット
- リーチをすると裏ドラ・一発など付加役により高得点を期待できる。
- リーチをすると相手が自分の手の都合で切りづらくなり、相手が和了づらくなる。
- 相手が和了づらくなることにより自摸和了できる確率は上がる。
私は流れ論者なので、相手がミスをすればその相手の流れはなくなり、
その分の流れが自分にくると考えています。
だからこそ、リーチをすることによって、
「真っ直ぐ和了に向かえば和了れたはずの人が和了れなくなる」
という状態を作り出すためにリーチをすべきでないような形でもリーチをしたりします。
これは、雀風の話ですね(o*。_。)oペコッ
何と言ってもリーチのメリットは「裏ドラ」や次に紹介する「イッパツ(一発)」などによって
高得点を期待できるのが魅力です。
では、次にリーチに付随する2つの役を紹介します。
一発(イッパツ)
- リーチ後1巡以内にロンorツモがあれば成立
- ただし1巡以内に ポン チー カンがあると消滅する
- 関西地方では「ソク」と呼ばれたりもします
DORA麻雀では 以下のように説明されています。
一発(出現割合:10.2%)
リーチ宣言後、一発で牌を引くこと。相手が副露を多様しない限り中々1巡目でロン上がりは無いが、早上がりに特化した現在の麻雀では相手の副露状態を見ながらリーチを宣言するのも良いかもしれない。……それでも出にくく、やっぱりあるとすればツモだと思う。
麻雀漫画等で仕上がった状態になった時はリーチ一発ツモというのが多いですよね。
この一発です。
雀荘の麻雀は基本的に一発という役に対して祝儀がついたりします。
雀荘ではこの祝儀がバカにならないんですよね。
まあ、中々いつ和了れるか?というのは分からないので、
基本的には運でしかないんですが・・・
雀荘では結構流れに乗ったりすると一発がよく出たりしますね。
あと、謎にそろそろ積もるかな?っていう時にリーチをして一発自摸をする
エスパーもたまにいますけどね・・・
そういう奴になりたい。。
門前清自摸和(メンゼンツモ)
- 文字通り メンゼン状態でツモあがりした場合に成立する
- 当然 ポン・チー・明カンをした状態では成立しない
- ただ「ツモ」と略される場合が多い
DORA麻雀では以下の様に説明されています。
門前清自摸和(出現割合:17.6%)
面前で安全に逃げ切るか?
早上がりでリスクを負って勝負を決めるかの二種類の考えがDORA麻雀にあり、ラス回避を考えるのならばいつでも降りれる状態を視野に入れて門前清自摸和 を使うのは非常に有効だろう。いつでも降りれる、と言うのがこの役の一番のポイント。手が伸びない愚形ならばこのまま廻し打ちをしつつ展開するのも良いだろう。
麻雀の一番基本とも呼べる役です。
他の人の捨て牌に関係なく和了ることができる、
鳴くことも無く自分だけで手を完成させる役ですね。
流れに乗った時は形的には鳴くべき手でも
敢えて 鳴かないで門前で行って門前清自摸和を狙うと良いと思います。
裏ドラ
リーチをかけて和了った時だけ見ることができるものですね。
リーチをして和了った後にドラ表示牌の下の牌をドラ表示牌として扱うことができるのです。
一度、雀荘で槓(カン)した牌が2枚とも乗って、裏ドラが8枚になったことがあります笑
そういうこともあるのが魅力ですね♪
ダブル立直(ダブルリーチ)
- 親の場合は配られた時点でテンパイし1巡目にリーチをかけると成立
- 子の場合は第1回目のツモ時点でテンパイし、リーチをかけると成立
- ただし、自分の順番までにポン・チー・カンがあると無効
※ダブルリーチそのものは1飜の役です。
しかし、ダブル立直(リーチ)は必然的にリーチ(立直)の1飜が合体するので
実質は2飜の役です。
ダブル立直はテンションが上がりますね(^m^;)
配牌を開けてみて「聴牌してる」若しくは「一向聴」だったら
第一自摸が物凄く楽しみになります笑
人によりますが、愚形で一手替わりで良形になるような時でも
普通の立直ならしないような奴でもダブル立直なら僕はしてしまいます。
だってめったに無いですからね(^_^;)
それだけ嬉しい奴です。
因みにDORA麻雀では以下の様に説明されています。
ダブル立直(出現割合:0.19%)
牌が配られた段階でリーチをする運100%の役。
しかしこの役は案外深く、待ちの状態や手を見ずにダブル立直=珍しいとリーチ棒をつい出してしまうのも特徴だ。本当にその手は最終形なのか? 二飜しかもらえない役でリーチをかけて本当に良いのか? お金がかかっているDORA麻雀だからこそ、リーチ宣言前に最終形をもう一度確認するものも良いだろう。
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