麻雀ルール&役
麻雀の基本
麻雀は例外はありますが、同じ牌を2枚と「3枚で1組」を4組集めれば完成です。
ここに「役」が一つでもあれば和了ることができます。
その3枚1組の集め方は2つあります。
順子(シュンツ)
一つは「順子(シュンツ)」と呼ばれる集め方です。
これは、「順番」という意味で、
(123)や(234)等の同じ種類の牌の連続する3つのことです。
※注
(891)や(912)等の9から数字が1巡するものは連続に入りません。
また、①筒、二萬、③筒などの違う種類の牌の連続は1組になりません。
また、注意してほしいのは字牌では無理なんです。
(東・南・西)や(白・發・中)等の字牌の並びはいけません。
刻子(コーツ)
もう1つの集め方は「刻子(コーツ)」と呼ばれる集め方です。
同じ牌を3枚集めるものです。これも1組として成立します。
数牌でも字牌でも同じ扱いです。
麻雀の和了形
麻雀の「あがり=完成の形」には「3枚1組」の組み合わせが「4つ」必要です。
順子でも刻子でも、どっちでも問題ありません。
順子+刻子+刻子+刻子のパターン
刻子+順子+順子+順子のパターン
刻子+刻子+刻子+刻子のパターン
等ですね。
これに「雀頭(ジャントウ)」と呼ばれている、同じ牌を2枚、2枚1組の組み合わせが必要です。
完成の形には、この「雀頭(ジャントウ)」も必要不可欠です。
「雀頭(ジャントウ)」は一般的には「あたま」とか呼ばれていますよ。
数字の牌でも漢字の牌でもどっちでもいいので、とにかく同じ牌2枚が必要となります。
順子+順子+順子+順子+字牌の雀頭のパターン
順子+順子+刻子+刻子+数牌の雀頭のパターン
刻子+刻子+刻子+刻子+数牌の雀頭のパターン
等。
つまり麻雀の完成形は
「3枚1組が4つ+2枚1組の雀頭が1つ」
が基本です。例外はありますけどね。(七対子や国士無双)
数字が書かれた牌は
○「順子(シュンツ)」にするか
○「刻子(コーツ)」にするか
○2枚集めて「雀頭(ジャントウ・あたま)」にするか
この3種類の活用方法があります。
それに対して字牌は順番に集める「順子」にはできないから、3枚同じ牌を集めて
「刻子(コーツ)」にするか2枚集めて「雀頭(ジャントウ)」にするしかないんですね。
この方法で、4つのグループ(組)と1つの雀頭をつくれば完成!
この4つのグループ(組)は鳴きを使っても構いません♪
しかし、和了るためには一つ条件が必要です。
それは「役」があること!!
「役」については以下で説明しています。
- リーチの関連役リーチ(立直)|ツモ(自摸)|イッパツ(一発)|ダブルリーチ(ダブル立直)
- 平和(ピンフ)等の順子の関連役ピンフ(平和)|イーペーコー(一盃口)|リャンペーコー(二盃口)
- 断么九、混全帯么九など一九字牌に関連する役タンヤオ(断么九)|チャンタ(混全帯么九)|ジュンチャン(純チャン)
- 混老頭(ホンロウトウ)清老頭(チンロウトウ)ホンロウトウ(混老頭)|チンロウトウ(清老頭)
- 対々和等の刻子に関連する役トイトイ(対々和)|サンアンコウ(三暗刻)|スーアンコウ(四暗刻)
- 嶺上開花など槓(カン)に関連する役サンカンツ(三槓子)|スーカンツ(四槓子)|リンシャンカイホウ(嶺上開花)
- ファンパイなど字牌に関連した役ファンパイ(翻牌)/ヤクハイ(役牌)|ショウサンゲン(小三元)|ダイサンゲン(大三元)
ダイスーシー(大四喜)&ショウスーシー(小四喜)|字一色(ツーイーソー) - 混一色(ホンイツ)・清一色(チンイツ)など色に関連する麻雀役ホンイツ(混一色)|チンイツ(清一色)
- 一つの種類の牌を使った役満九蓮宝燈(チューレンポウトウ)|字一色(ツーイーソー)|緑一色(リュウイーソー)|大車輪(ダイシャリン)
- 色と数字に関する役サンショクドウジュン(三色同順)|サンショクドーコー(三色同刻)|イッツー(一気通貫)
- 七対子(チートイツ)チートイツ(七対子)
- 槍槓(チャンカン)等の珍しい役チャンカン(槍槓)|嶺上開花(リンシャンカイホウ)
- 海底摸月(ハイテイツモ)等海底牌に関する役ハイテイツモ(海底ツモ)|ホウテイロン(河底撈魚)
- 天和等の第一打目に関する役テンホー(天和)|チーホー(地和)|レンホー(人和)
- 国士無双(コクシムソウ)
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